GUNDAM  SEED   PHASE24:運命の出会い

「う〜ん、やっとあったかくなったなぁ」

「そ、そ、そそそそそうですね・・・っ
（どうしよう・・！この子、ほんとに可愛い・・・！）」

「おまえどうして正座なんだー？」

「い、いえ・・・！はい・・・！」
（君みたいな可愛い子がそんな姿で居るから緊張してるんだー！！）

「ふ〜ん、ま、どうでもいいや」

「（どうでもいいの！？)　」

「もぐもぐ。それにしてもこのプラント製マシュマロ、最高だな！焼くとさらにうまいっ」

「ザフトのものでも食料は食料ですから・・・」

「ははは！おまえ変なやつだなぁ！でも敬語はやめろよ〜！」

「あ、あ、はい！い、いや！・・・そ、そうだな・・・っっ」

「そうそう〜！同じ遭難者なんだから気軽に付き合おう！」

「（つ、つ、つつつつ付き合う！？結婚前提！？いやったぁぁぁぁああああ！！！！
こ、ここはかっこよく会話を続けなくては・・・っっっ）」

「明日はスコール降らないといいよな・・・ふっ」

「もぐもぐ」

「雨に濡れた君も可愛いけど・・・君は太陽に向かってはしゃぎたいだろう？ふっ」

「もぐもぐ。太陽でも雨でもどっちでもいいや」

「・・・ですよね。」

「もぐもぐ。・・・明日なら迎えにきてもらえるかな？」

「え・・・？」

「帰らなきゃ」

「！！そ、そんな・・・！君は俺と離れても平気なのか・・・！？
俺の心をこんなにも掻き乱して・・・！俺は君の事が・・・っ、

・・・って・・ちょ、ちょっと待ってて・・・」

「え？」

・・・おい、ワンコ！俺と彼女の愛の始まりを邪魔しないでくれ・・・！

頼む！

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