パンフレットを吟味して選んだリゾートホテル。
一日中水着姿で脱がせやすく気軽にぶらぶらラブラブできる場所だ。
さっそく俺とカガリはノリノリだ。カガリの水着姿が眩しい。
「アスラン!アスラン!おっきなプールで泳げるんだよな!?」
「あぁ!カガリ、うちのプールじゃ物足りなかっただろう?
ここでいっしょに追いかけ泳ぎっこしような〜!」
「うん!おいかけおよぎっこ〜!」
カガリは子供のように無邪気にはしゃいでいる。
このままだとはぐれて迷子になり、カガリの可愛さに一目ボレした変な男に声をかけられてしまい、
「やめろよ!私にはアスランだけなんだ!アスランしか愛せない・・・!
アスラン以上に素敵な男なんていないんだ・・・!アスラン、愛してるぅーーーっ」
と、男を嫌がり泣き叫ぶかもしれない・・・!
あぁ・・・!ダメだ!カガリ、俺がついてるから・・・!
「うわ!」
「カガリ、迷子にならないよう、俺が抱っこしてプールまで連れてってあげるさ!」
「・・・えぇ!?」
「さぁ、行くぞ!」
「えぇーーーーー!?」
「ははははは!」
照れるカガリは本当に可愛い。
俺は颯爽とカガリを抱きかかえ走り出した。
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「アスラン、アスラン!滑り台があるぞ!」
抱き上げられたままのカガリが指差した先にプールに飛び込める大きな滑り台。
うちのプールにこんなものはないのでカガリは早速遊びたそうな瞳をしている。
俺はカガリの身体を降ろしてあげた。
「滑ってごらん」
「いいのか!?」
「あぁ!この滑り台もカガリに滑ってもらいたいから滑り台に生まれてきたんだよ」
「・・・意味がわからんが・・・滑るぞ!」
キャッキャ弾けながら、カガリは喜んで滑り台へと向かう。
俺も気分は弾けそうだ!!
「うわー!高いぞ、アスラン!すごい!」
俺はこの角度から見る、グラビアアイドル顔負けのカガリのスタイルがすごいと思う。
「よーし!すべるぞぉ!」
カガリは勢いよく滑り落ちた。
そして勢いよく弾ける水飛沫。
・・・ぽ、ポロリとかあったらどうしよう・・・!?そ、その時は俺の水着を・・・!!
「あすらーん!たのしーぞー!」
「・・・」
よかった。ポロリはなかった。(・・・ッチ)
「アスランも滑ってみろよ〜」
カガリがプールの中からそう言う。
「え・・・?お、俺・・・?俺はいいよ・・・キャラじゃない・・・」
滑り台を楽しく滑るアスラン・ザラなんて、本編でも絶対できないシーンだろう。
しかしカガリがこんなに誘ってくれるんだ。
ここで誘いにのらなかったら男じゃない。
なら、やるしかないじゃないか!!!!!
(ほんとはやりたかった)
「アスラン・ザラ!プール滑り台から出る!!!」
「アスランかっこいい〜!次、私なっ!」
「ははは!俺も滑るぞ〜!」
こうして俺達は飽きもせずカガリのために生まれてきた滑り台を堪能した。
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