無事、仲直りして(最初から喧嘩してたわけではないが)
カガリの手を取ってカジュアルからフォーマルまで何でも揃っているお店へ。

 

 

カガリに似合いそうな可愛い服がたくさんで、カガリよりも俺がはしゃいでしまった。

 


 


「これもいいな・・・あ!これも・・・」

 

全部が可愛くて、むしろ全部買ってあげたい。

 

「アスラン・・・、高いの選ばなくていいぞ?」


「大丈夫だよ、カガリ」

 

相変わらずカガリは優しい。
可愛いし優しいし男前で素敵な上に料理がうまくて気立てがよい。
俺のラブリーマイハニー・スゥイートラヴァー・ナイスワイフだ。
俺なんか、へたれで情けなくて広がるデコがチャームポイントなだけのハツカネズミさ・・・
それなのに、カガリはこんな俺を愛していてくれている。


あぁ、なんて幸せなんだ!!

 

そんな俺の目に、一着、ほとんど下着のような黒いパジャマ(?)が飛びこんできた。

 

 

「カガリ・・・!これだ!これ!これ!!!」


「え・・・?あ、アスラン・・これ?」


「そうだ!これに決定だ!!


「・・・あ、アスラン・・・。恥ずかしい。それは・・・私に似合わないぞ・・・?」


そんなことはないッッッ!!


「・・・で、でも」


大丈夫だ!俺を信じろ!!!!


「う、うん・・・」


よし!さっそく試着だ!!! 

 

俺はまだ悩んでいる様子のカガリの背中を押した。

 


 


アスラン・・・これ気に入ったみたいだ。


私にはこんな色っぽいの似合わないし恥ずかしいけど・・・
アスランが着てほしいなら、着てみたい、な・・・。
(・・・ちょっと強引なアスランって素敵だし・・・っ)
よ、よし!がんばれ私!そうだ!私は度胸と腕っぷしだけが自慢なんだ!!


アスランのために!!ファイトだー!ファイトだカガリ・ザラ!!!

 

 

 

 

 

NEXT LoveLove

 

 

 

 

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